コタキナバル
マレーシアの東半分のボルネオ島北部に位置するコタキナバル
４年ぶり２回目になります。今回は現地のオプショナルツアーを利用してみることに。
早朝リバークルーズ
元々のツアーはリバーサファリツアーだけだったのですが、思ったより暇だったのでツアーを追加。早朝という事でホテルロビーの待ち合わせ時間は午前５時。そこから車で約１時間。
小人数ツアーだったのでエンジンを停めて、オールを漕いで小川を遡って行きました。残念ながら猿とかは見れなかったです。川はマングローブから滲みでた油が浮いてて余りきれいな感じでは無かったです。
クルーズが終わると今度は船頭さんの村を訪ねます。（少数部族バジャウ族の村ということです）村までの交通手段は基本船で子供達は船で学校に通っているそうです。この船着場が村の玄関。
元々は水上部族で水の上に高床式の家を建てて住んでいたそうですが、今は政府の政策で皆、陸の方の政府が作った村に引っ越したそうです。
村は飼い猫が多かった。イスラム教徒の村なので飼い犬は居ないそうです。
船頭さんの家。おやつを頂きました。お孫さんより年下のお子さんが居らっしゃるそう。家族の皆さんで一緒におやつを食べたりでウルルン滞在記の様な体験。
元々水上の家に住んでいた家族は陸上に行きましたが、人が増えて家が足りなくなってきたために、また水上の家に戻る家族も居るそうです。
ガラマ川リバーサファリ
メインのツアーはガラマ川という川にテングザルと蛍を観に行くツアー。ガラマ川へはホテルから車で３時間。案内してくれたガイドさんのひいおじいさんは首狩り族だったそうです。
途中に寄ったサービスエリア的な施設。団体客が多すぎて何も買えませんでした。
到着した川沿いのボートハウスここから出発。
ボートハウスの周り、いたるところにカニクイザルが居ました。ここでは野良猫感覚。
陸上に上がっていた野生のワニ。大きさは１ｍほどでガイドさんの話ではテングザルより珍しいとの事。ラッキーでした。
テングザル。バードウォッチングに使うようなごついレンズが欲しくなりました。
ミズオオトカゲ
放し飼いされている水牛。
ボートハウスでいただいた食事。ナシチャンプルーという家庭料理。ボートハウスを経営するご家族の家庭料理だそうです。美味しかったです。ホタルツアーも行きましたが、日本のゲンジホタルとは違い、コバエ程度の大きさの蛍で灯りはチリチリと仄かに見える程度でした。
離島
コタキナバルといえば離島！と云うことで、サピ島とマムティク島へ。どちらも団体観光客が多く、あんまり満喫は出来ませんでした。４年前に言った時に見る事ができたミズオオトカゲは観光客が虐めたりした為、別の地区へ移されたそうです。
マムティク島では台風の影響でついて一時間くらいで嵐になり、正直思ったよりビーチは満喫は出来ず…残念。
ジェッセルトンポイントというフェリーターミナルから出発、だいたいどの船会社のチケットも同じ位の値段。帰る時間を伝えてチケット買うと、その時間に迎えに来てくれます。
サピ島で見つけたオオトカゲの子供。バーベキューの残りを漁りに来るそう。
どの船会社も迎えの時間はだいたい同じなので、帰りのラッシュになると桟橋がエライことになります。
コタキナバル食べ歩き
コタキナバルといえば海鮮！という事で今回は海鮮を中心に堪能してきました。
屋台風のシーフードレストラン
調理して欲しい素材と調理法を指定して、注文するスタイル。
エビのソテー
白身魚の酒蒸し
別のシーフードレストラン、有名なお店で日本語も多少通じます。
海鮮の種類は豊富。
カニの酒蒸し？お店のお兄さんが丁寧に殻を割って剥いてくれました。
イカのバーベキューソース焼き
エビのバターソース焼き、濃厚なバターソースとエビのハーモニー。今回の旅行で食べた料理で一番美味しかったです。
海鮮以外まとめ。
日本資本の回転すしで食べた現地アレンジのおすし、現地の方はとびっコが好きなのか、ほとんどのメニューにとびっこがまぶしてあった。意外と美味しかったです。
ホテルのレストランで頼んだクレイポッドライス
同じくホテルで頼んだカニピザ、お好み焼きソースとマヨネーズがかけてあった。関西風？
同じくホテルで頼んだフィッシュボールヌードル。上品なお味でした。
ホテルで頼んだクラブハウスサンドイッチ。安かった５００円くらい
街歩き途中によったカレー屋さんで頼んだチキンビリヤニ。
エビのバター焼き、上に載ってる黄色いのは溶き卵を揚げたモノ。
きしめん風のヌードル。これはバカウマだった。
コタキナバルまとめ
数年前までは割りと穴場的な観光地だったコタキナバルも観光開発が進み、良い意味でも悪い意味で観光客慣れが進んだように感じました。
今度はあまり団体客が居ない様な場所を狙って行きたいと思います。
ではでは。長々とお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
※おまけ 現地SIMのススメ
現代人にとっては必須のアイテムスマホ、お店を調べたり、地図をひらいて道案内してもらったりと海外旅行の時も例外ではありません。
ただ、そのままですと海外ローミングで使用することになり、それなりにお高い料金を支払うことになります。（キャリアによって違いますがだいたい１日３千円くらい）最近は海外で使えるように設定したwi-fiルーターを借りる事もできる様になったのですが、これもそこそこのお値段です。
通信費等は安く押さえ、その分のお金を食事や、おみやげに回したほうが有意義だと思いますので、ネットで事前に調べた上で現地のSIMカードを購入にチャレンジしてみてください。
今回シンガポールでは「Singtel」、マレーシアでは「HotLink」のSIMカードを買いました、両キャリアともにツーリスト用のSIMカードを用意してくれているので、非常に助かりました。
「Singtel」は５日で最大４GBでだいたい１２００円くらい、「Hotlink」は７日で最大２GB、１５００円くらいでした。
昔はSIMを買った後にアクティベートとトップアップの作業をしなくてはならなかった事を考えると、便利な世の中になったものです。
コタキナバルの空港のHotlinkのスタンド。店員さんに旅行者用のSIMカードが欲しい旨を伝え、端末を渡すと設定まで全部やってもらえます。
